- 亀田製菓が北米構造改革を実施し、2030年代前半までの事業目標を設定。
- 北米事業規模を10倍に成長させ、連結売上高1,800億円を目指す。
- 北米構造改革により、北米市場での売上高を745億円に拡大し、海外事業の売上高比率を約50%に引き上げる。
- TH FOODSを完全子会社化し、MGCを売却するなどした事業ポートフォリオの組み替えを実施。
- 目標値は概算であり、中長期経営戦略の公表を今秋に予定。
亀田製菓株式会社 北米構造改革を推進
北米事業規模10倍へ







企業情報 亀田製菓株式会社 北米構造改革を推進 北米事業規模10倍へ 2025年05月26日 亀田製菓株式会社(本社:新潟県新潟市、代表取締役社長 COO:髙木 政紀)は、5月26日(月)に実施した2024年度決算説明会において、北米構造改革を発表し、2030年代前半までの事業目標を公表しました。本構造改革により北米の事業規模をこれまでの10倍※1に成長させ、連結売上高1,800億円を目指します。 ※1:2024年度 売上高対比 ■亀田製菓の売上成長計画 2024年度、亀田製菓株式会社は売上高1,032億円、営業利益55億円と過去最高水準の実績となりました。 今回、2024年度決算説明会において、グループビジョンであるライスイノベーションカンパニーの実現に向け、海外事業を国内米菓事業に並ぶ柱へと成長させ、更なる飛躍を果たすべく、北米構造改革に着手し、2030年代前半までの事業目標を公表しました。これは、25年3月に公表した北米TH FOODS, INC.(以下、TH FOODS)の連結子会社化、4月に公表したMary’s Gone Crackers, Inc.(以下、MGC)の株式譲渡を踏まえた事業目標をお示しするものです。北米事業の構造改革を行うことで、北米市場での売上高を2030年代前半に745億円に拡大し、海外事業の売上高比率を現在の35%から約50%に引き上げ、連結売上高1,800億円を目指します。 なお、今回公表した目標値は概算値であり、今秋を目処に中長期経営戦略を公表予定です。 ■北米構造改革により、海外事業の基盤確立へ 今回の北米構造改革では、経営資源の最適配分、亀田製菓が有する米菓製造技術、ノウハウを活かしたシナジーの最大化を目的に、TH FOODS完全子会社化、MGC売却による事業ポートフォリオの組み替えを実施しました。両社ともに、北米のグルテンフリークラッカー市場に向け、商品展開していますが、米菓製法であるTH FOODSに資源集中することで、北米事業の拡大を加速します。 亀田製菓は2023年8月に「中長期成長戦略2030」を策定し、目指す姿(ビジョン)としてお米の可能性を最大限引き出し、世界で新価値・新市場を創造する“ライスイノベーションカンパニー”の実現を掲げています。従来の米菓専業モデルから、事業領域や販売地域の拡大、保有技術のライセンス化等を通じて、アセットライトなビジネスモデルへの変革を目指しています。2026年までの実現を目指すKAMEDA2.0では米菓事業の地域拡大を図り、国内のみならず海外のライススナック・ライスクラッカー市場を拡大します。将来的には、KAMEDA3.0で掲げる通り、海外M&Aなど外部連携を強め、より効率的なビジネスモデルの構築を目指します。今回の北米構造改革は、この中長期成長戦略に基づくものであり、ビジネスモデルの変化に大きく寄与するものであります。 ■亀田製菓グループのシナジー効果を発揮し、北米事業規模10倍へ 亀田製菓には、設立以来60年以上にわたり培ってきた米の加工技術があり、米菓製法で製造可能な商品は、1,000種を超えます。これまでTH FOODSでの商品展開は“うす焼”カテゴリーのみでしたが、完全子会社化後は、揚米菓やソフト、あられといった亀田製菓がもつ様々なカテゴリーへと技術提供の幅が広がります。これにより商品ラインナップの大幅な拡充、カテゴリー拡張の選択肢が広がり、北米市場の売上規模は従来の10倍※1に拡大できるものと考えます。 亀田製菓グループは日本を除いて6カ国7拠点で事業を展開しています。タイやベトナムをはじめとするアジア拠点で生産した商品を北米市場に展開するクロスボーダー取引の拡大も視野に入れています。日本の開発・製造技術×アジア拠点の生産力×北米市場を組み合わせ、ALL KAMEDAでリソースを最適化し、北米市場の拡大を加速します。 ■TH FOODS, INC.概要 『代表ブランド CRUNCHMASTER』 〈TH FOODSの強み〉 ●北米唯一の大規模米菓生産会社 ●米国のスペシャリティクラッカー※2MULO(マルチアウトレット市場)にてトップシェア※3 ●大規模かつ効率的な米菓製造ラインをイリノイ州、ネバダ州に有しており、北米市場全体をカバー ●原料米もアメリカ産の調達であり、ほぼすべてのサプライチェーンが北米で完結 TH FOODSならではの強みを武器に、自社ブランド商品に加えて、大手メーカーや小売業の製造受託(OEMビジネス)も行っています。さらに、バルク販売事業も積極的に展開しており北米市場において高い生産シェアを確保しています。 ※2:スペシャリティクラッカーとは、グルテンフリー認証や、NON GMO認証を取得している、ベターフォーユークラッカーです。 ※3:データ出典:Circana Date 24/1/28~52週 〈会社概要〉 企業名:TH FOOD, INC. 本社所在地:米国イリノイ州ラブズパーク(Loves Park) 事業内容:菓子の製造・販売 設立年月日:1984年1月31日 〈沿革〉 1984年 セサミスティック製造販売会社として創設 1989年 亀田製菓株式会社と三菱商事が資本参加 1994年 亀田製菓の技術支援のもと、「うす焼」の製造開始 2020年 亀田製菓の出資比率を50%に引き上げ TH FOOD, INC. ホームページ https://www.thfoods.com/ CRUNCHMASTERブランドページ https://crunchmaster.com/ このページをシェア サイトトップ 亀田製菓株式会社 北米構造改革を推進 北米事業規模10倍へ
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ソース:https://www.kamedaseika.co.jp/news/20250526_23750/
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亀田製菓株式会社の北米構造改革による事業目標の拡大は、グローバル市場での展開において大きな成長を目指す意欲的な取り組みだと感じました。特に、米菓製造技術やノウハウを活かしたシナジー効果を最大化する取り組みは、持続可能な成長に向けた重要な戦略と思われます。今後の中長期経営戦略の公表も楽しみにしています。