
おはようございます。25/10/23(木曜日)「日本ハム」の最新動画をお知らせします。
『おでんオーディション』
それは、今晩のおでんに選ばれるための、具材たちの熱き戦い。
異色の新人 ”お肉” の具が、食卓(ステージ)に上がるまでの広告(ストーリー)。
▼STORY
「約束して。」
「自分のルーツをちゃんと受け止めて、それでも胸を張ること。」
審査員のその言葉を聞いた時、にくもち餃子は、過去を思い出していた。
「ママ、どうしておでんには餃子が入ってないの?」
あの日、夕食のおでんを見ながら、口を尖らせていた娘。
疑問に思うのも無理はない。以前、餃子鍋を食べていたのだ。
同じ鍋でも、おでんの世界は違う。
長時間煮込まれ、定番 (レジェンド)具材たちと比べられる、厳しい世界。
焼き餃子という栄光を捨ててまで、挑戦する価値があるとは思えない。
それでも、あの子の笑顔が見たかった。
…いや、プライドが許さなかっただけかもしれない。
揚げ餃子にも、餃子鍋にもなれたオレに、不可能などないはずだ、と...
その日から、生まれ変わった。
長時間煮込まれても、もちもち食感を楽しめる厚さの皮へ。
おでんのつゆを引き立てる、優しい味わいの餡へ。
おでん界が求める、にくもち餃子へと、変わっていった。
「あなたはもう、あの頃の餃子じゃない...」
審査員が続けたその言葉で、過去から現在へ引き戻される。
自信は、確信に変わっていた。
「おでんオーディション合格!」
その声が聞こえた頃には既に、にくもち餃子は席を立っていた。
(これからは、オレがおでん界の主役だ...)
鍋の中へ、つるんと滑り込む。
染み渡る、おでんつゆ。増していく、もちもち感。
さあ、伝説の始まりだ。
肉派のおでんの具
動画











