ミスドストーリー:「ニューホームカット」開発秘話を公開

  • ミスタードーナツが創業55周年を記念して「ニューホームカット」を開発
  • ホームカットは創業時に手でカットして販売されていたシンプルなケーキタイプのドーナツ
  • ファンの熱いリクエストにより「ニューホームカット」が開発される
  • 開発担当者は約3年かけて理想の生地を求めて試行錯誤
  • 「ニューホームカット」は進化したおいしさを持ち、ファンからの期待が高い

ミスドストーリー 55周年にふさわしい自信作!「ニューホームカット」の開発秘話を公開!

55周年にふさわしい自信作!「ニューホームカット」の開発秘話を公開 村岡むらおか善則よしのりさん(1998年入社) 株式会社ダスキン ミスタードーナツ事業本部 企画開発本部 商品開発部 第1商品開発室これまでに商品の企画・開発、定番原材料の改良、新業態開発の業務などを担当。代表的な担当商品は「フレンチカラメルパイ」「飲茶」「ポン・デ・リング生」「misdo meets 祇園辻利」など。 ミスタードーナツ創業55周年を記念し、創業当時に販売していた「ホームカット」が「ニューホームカット」としてあたらしくなって、帰ってきた!今回は開発メンバーの村岡善則(むらおか よしのり)さんにとっておきの開発秘話を伺いました。 インタビュー内容 1.ファンの熱いリクエストが開発を後押し 2.構想から約3年。理想の生地を求めて試行錯誤 3.くちどけの良さに自信アリ!進化したおいしさをぜひ! ファンの熱いリクエストが開発を後押し Q 「ホームカット」は創業時に販売していましたが、どんなドーナツだったのでしょうか。 ベーシックなケーキタイプの生地をフライしただけのプレーンなドーナツでした。創業時は機械ではなく手でカットして作っていたそうです。1号店がオープンの際はスタッフが寝る間も惜しんでひたすら作り、初日はホームカットを含め1時間で4,000個のドーナツが売れたそうです。 Q 「ニューホームカット」が開発されることになった経緯を教えてください。 創業当時に販売していたホームカットは長年、お客様より復刻のご要望を数多くいただいており、また定期的に開催をしている「ミスド ファンミーティング」でもファンの皆様から『ホームカットを復刻してほしい』というお声をたくさんいただいておりました。そんな背景があり、ミスタードーナツ55周年の記念として皆様のリクエストに応えるべく「ニューホームカット」を開発することになりました。 Q そんな記念すべき商品の開発担当者に抜擢されたとき、どのようなお気持ちでしたか。 昔ショップで販売していたシンプルな味わいのホームカットを、新たに「ニューホームカット」として時代に合わせたおいしさに改良できる事にワクワクいたしました。 構想から約3年。理想の生地を求めて試行錯誤 Q 通常の新商品開発と今回の開発では何か違いましたか。 過去に販売していてすでにファンの方がたくさんいる商品なので、その方たちにも納得いただけるようなホームカットを目指す必要があった点が、いつもの新商品開発とは大きく異なり、プレッシャーを感じました。昔から商品を愛してくださっているお客様、今回新しく食べていただくお客様、どちらにも楽しんでいただけるように沢山の試作を重ね、工夫をこらしました。 Q 開発にはどのくらいの日数・年数がかかったのでしょうか。 構想から発売まで約3年かかりました。何回も何回も繰り返して検討し、サイズや食感や味の違いなど数えきれないほどの試作を重ねました。 Q 過去のホームカットと比べ、どんなところに違いがありますか。 過去のホームカットはベーシックなケーキタイプの生地で素朴な味が魅力の商品でした。「ニューホームカット」は創業時のホームカットを参考にしつつ、生地はふんわり感をアップさせ、しっとりくちどけのよい食感に改良しております。実は過去に40周年と45周年でホームカットを復刻販売しているのですが、今回のニューホームカットはレシピや作り方を見直し、今の時代に合った生地にしつつも創業当時の味わいを楽しんでいただけるように開発しました。 Q 開発する上でのハードルや、大変だったことはありましたか。 理想の生地の食感にたどりつくまでかなり苦労しました。小麦粉・糖・油脂など生地の配合を何回も調整・改良して開発しました。何とかイメージした商品ができあがった時はうれしくてたまらなかったです。 くちどけの良さに自信アリ!進化したおいしさをぜひ! Q 「ニューホームカット」の魅力はどんなところでしょうか。 最大の魅力は、ふんわり・しっとりとした生地のくちどけのよさ。ベーシックな生地なので、どのように仕上げてもよくマッチします。過去に販売していた人気のトッピング素材である「ハニー」「バタークランチ」はもちろん、今回の開発で新しく組み合わせた「メープル」「あんバター」とも相性が良いです。また食べ応えのあるボリューム感も魅力です。 Q ニューホームカット メープル・ニューホームカット あんバターは今回初登場ですよね。この2つが加わった背景があれば教えてください。 ハニー・バタークランチは過去のラインアップにも登場しているため、長年ミスタードーナツのファンでいてくださる方は『懐かしい』と手に取ってくださると思いましたが、当時のホームカットを知らない世代の方々にも喜んでもらいたいと考えました。そこで若い世代にも響くようなトッピング素材をあわせて新しい組み合わせのニューホームカットも作りました。「メープル」はグレーズと相性が良く、甘い香りと深みのある味わいを堪能できます。一方「あんバター」は、北海道産あずきの甘さとフランス産岩塩を使用した塩味のあるバターフィリングの絶妙なバランスを楽しめます。 Q 聞いているだけで今すぐ食べたくなってきました!「ニューホームカット」は、どんなお客様にどんなシーンで食べてほしいですか。 おやつや食後のデザートとしてはもちろん、シンプルで食べやすいドーナツなので朝食としてお召し上がりいただくのもおすすめです。 Q 最後にお客様へ一言メッセージをお願いいたします。 ミスタードーナツの新しいスローガンでもある“いつもあるのに、いつもあたらしい。”が体験できるようなニューホームカット。今だけの特別なドーナツをぜひお楽しみください! 他のSTORY ダスキン愛の輪基金 世界を知って、世界が視野に活動の“輪”を広げていきたい ショップスタッフ ミスタードーナツを知り尽くした大ベテラン!人を笑顔にできるドーナツづくりが最高に楽しい ショップスタッフ ❝ドーナツ愛❞は誰にも負けない!あふれる情熱でお客様をもっと笑顔に ミスドストーリーに戻る

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ソース:https://www.misterdonut.jp/torikumi/misdo_story/story04.html

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「ミスドストーリー:「ニューホームカット」開発秘話を公開」への1件のフィードバック

  1. ミスタードーナツの「ニューホームカット」の開発秘話は興味深いですね!ファンの熱いリクエストが商品開発に影響を与えるというのは、企業と顧客の関係性の大切さを感じます。また、商品開発に携わる方の情熱や努力が伝わってきて、新商品の誕生までのプロセスがよくわかりました。新商品の味わいにも期待が高まります!